プロダクトアウト マーケットイン

最近猛烈に考えていることに「プロダクトアウト マーケットイン」ということがあります。
商品開発をしていて、どうやって市場に受け入れてもらうものをつくるのか…ということをずっとずっと考えています。

プロダクトアウトにならないようにしようと個人的には常々思っているのだけど(独りよがり的なものになる気がするから)、ではユーザーニーズを聞き、マーケットインできるものをどうやって作るのか。

日本はものづくり国だし、どうしても技術からものづくりに入る傾向もあると思う。
例えば少し前に発売されたSONYのスマートフォンに外付けするタイプのレンズ型カメラ。
これはユーザーニーズにマッチしてなくて、技術ありきで製品開発した商品なのではないかと思います。

だからといって、プロダクトアウトとマーケットインは対極にあるわけではありません。

例えばiPhoneのように、革新的な製品は確かにプロダクトアウトから生まれる(技術あってうまれる)ことも多いです。
ただ、中小企業で開発するなら、やっぱりユーザーあっての売れるものだろうと考えます。

じゃあユーザーニーズって何だろうって思って…
ここでいう「ユーザー」を、〇〇の人も××の人も△△の人も、となるとニーズは一般化されてしまって、結果〇〇の人の心に刺さらないものができることがあるのではないかと思ったりします。

会社の強みと称して、なんでもできます!というと逆に、強みがないんだなって思われるのと似たイメージです(似てないか^ ^;)。

中小企業でユーザーの心を射止めるマーケットインをするなら、ある程度ユーザーもしぼって開発した方が刺さるものが作れるのかなって思ったりしています。
その分ある程度パイは少なくなります。
でも確実にそのパイをとっていき、その先で発展させるということができないのだろうか。

プロダクトアウト マーケットイン どちらから生まれた商品でも、最終的に市場から選ばれるものが売れるもの。
選ばれるものをいかに創るのか。
答えはでないけど、今ものすごくワクワクしています。

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