女性再就職サポートプログラムに参加して

こんにちは。日頃より気まぐれブログをご覧くださり誠にありがとうございます。
最近は天候も熱帯化しており秋が待ち遠しいですが、少しずつ秋らしくなっている気がしますね。

さて本日は立川にあります東京しごとセンター多摩にて、女性しごと応援テラス多摩さまが開催されている女性再就職プログラム~DX入門~の交流会に参加させていただきました。
こちらは女性の方向けにWEBに関する知識やノウハウ、その他IT業界について学ぶことができるプログラムです。
本日の交流会はそんなIT業界から3社参加して、受講されている皆様の質問に答える形式の交流会でした。

こうした会に参加すると自分自身について、またあらためて会社を見つめ直す機会にもなるので大変貴重でいつも学びがあります。
時間が限られており、話したりないところもあり、十分に皆さんの質問に応えることができなかったり、私も伝えきれなかったことを反省しており、もしもご覧いただけるならと思いメモしておきたく思います。個人的にIT業界の歴史みたいな話を伝えたいなと思っていたので、少しだけ…

IT業界とは

IT業界とはゼネコン構造のようなピラミッド構造になっていると思います。建設業界と似ているように感じます。
それはなぜかというとIT業界の歴史にあると思っています。
IT産業は1980年代あたりから始まりました。その頃は今のようにパソコンなどはなく、大型コンピューター・汎用機などでの開発でした。
つまりそのようなハード(汎用機など)を作ることができる企業様を中心として仕事を行っていました。
よってハードを作ることができるメーカーが主体となり、その下にさまざまな協力会社が集まって仕事をしている体制でした。
当然インターネットなどはありませんでしたし、お客様先に常駐しなければ仕事ができない状況でした。
個人的に現在のSESというところにつながっているかなと思っています(もちろん一概にすべてとは言いません。セキュリティ上お客様先で作業することもたくさんあります)。

パソコンの普及とインターネット

1990年代に入りパソコンが誕生しました。1995年のwindows95が火付け役とも言われますね。
それとともにインターネットも誕生しました。
2000年になると一般家庭にも徐々にインターネットが普及するようになりました。
インターネットとパソコンの普及に伴い、システムの開発スタイルが大きく変化したと考えています。
webと言われる開発が始まったのもこの頃からです。

インターネットとスマートフォン

インターネットはどんどん普及し、2014年頃からスマートフォンの普及とともにYouTubeの認知が広がりました。今から10年前です。
YouTubeのような動画(重いファイル)もインターネット網がよくならなければ普及しにくく、インターネットとハードウェア(スマホやタブレットなど)は両輪となって成長を続けてきました。
つまりSNSもこの頃から成長を遂げたと思っています。

開発環境とハードウェアの進化

インターネットの普及に伴い、常にハードウェア(PC、スマホ、タブレット)も進化し、インターネットに接続して何かをすることが主流となってきて、webと呼ばれる分野の仕事が爆発的に増えました。webデザイナー、webアプリケーションエンジニア、webディレクターなどなど。
webなんとかという肩書や職業が広まりました。
ハードウェアの進化はスペックもそうですが価格面でも安価になり、より一層開発しやすい体制が整うようになりました。
以前は開発環境を作ることだけでも大変でしたが、現在ではPC1つあればどこでもできる気軽さもあり、システム開発やweb制作というものが非常に身近になったと考えます。
課金サービスやアプリ開発などもこの頃からだと思います。

現在の大きな変化AI

2020年代に入りAIが誕生しました。これもまた急速にここ数年で進化を遂げています。
是非使ったことがなかったら使ってみていただきたいです。
色々ありますが、例えば、chatGPT(無償で使えます)
https://chatgpt.com/

あ、私たちの会社でも取り組んでいることはこちらです。
https://rscsoft.co.jp/ai/

前段が長くなりました。
伝えたかったことは、なぜお客様先常駐という業態で仕事をするのかということや、現在どこでも仕事ができるのはどうしてなのか。
開発や制作には単に目の前の技術だけではなく(たとえばwebサイト制作ならhtml,cssなど)、ネットワークやそれが動く環境が絡み合っているということ。
それらは時代の変化とともに急速に変化したきたこと。

こうした背景(歴史)を知っているとこれから先もますます変化があるだろうことを想像できると思ったのでお伝えしたいと思いました。
事実およそ10年周期で大きく物事が変化しており、これから先その周期はもっと短くなるだろうと思えば、今に固執することはありません。

そう考えれば、例えば今できる技術が少なかったとしても、その技術をさらに学ぶことがよいのか、いやいや、その先を考えた何かをするとよいのかなど、視野が広がると思います。
今やっていることが仮にAIにとって代わることがあるのならば、やはりAIではない人(貴方)だからこそできること、今までの経験など定性的で目に見えにくいことに、価値や可能性があると考えることもできます。
今すぐ身動きが取れない人もいますよね、そんな時はインプットする時期(吸収する時期)と考えて、次のスタートダッシュのための時間にすることも有効です。
(そうは言っても不安もあるかもしれませんよね…それも理解できます)

そこまで考えてみると
「最も強い者が生き残るのではない、最も賢い者が残るのでもない、唯一生き残るのは変化できる者である」というダーウィンの言葉を思い出してしまいます。

さて歴史ばかり話してもつまらないので…いくつかそのほかに伝えたかったことを伝えたいと思います。

一期一会 ご縁を大切に

よく、偶然はないすべては必然ということを聞きますが、そこまでは言わないけどご縁はその時々のタイミングで訪れます。
人とのつながりは大切だなと思っていて、つながっていたいご縁はぜひ大切にしてほしいと思います。
本日このプログラムに参加させていただき10年までいかないかな…そのくらい前にお世話になった方と偶然にもお会いできてとても嬉しく思いました。
やっぱりこういうことってあるなって思います。
1度でも会えばみんな、貴方も私もみな知り合いです(笑)

思い立ったその日が改革の日

もっと早く気づいていれば…とつい過去を振り返りがちなのですが、それでもなんでも今、やろう!と思った時が改革の日と信じています。
私も、あの時やっていれば、とか思いがちですが、仕方ない、今こう思えたからよかった!と思うようにしています。

思考は具現化する

いつか〇〇になりたい、〇〇な人生を送りたい、などなど、思い続けることはとても大切だと信じています。
思い続けることによって人はそのことについて、知らないうちにアンテナが張られるようになりますので、思わぬ情報をゲットしたりチャンスを掴んだりします。

なんか段々スピリチュアルな感じ??このくらいにしたいと思います(笑)

今日はたくさんの意欲のある皆さんとお話ができて、私も初心にかえりました。そしてたくさんの元気をいただきました。
本当に本当にありがとうございました。
またどこかでお会いできることを楽しみにしています。

ライジングサンコーポレーション株式会社
代表取締役 坂本 佳子
keiko-sakamoto@rscsoft.co.jp
https://www.instagram.com/rscweb.1982/